私は中学校から軟式テニスを始めました。
学生時代は勉強よりテニス!
練習に明け暮れる日々でした。
日焼けで肌は真っ黒で靴下の跡がくっきり。
「歯だけ白い」と同級生にからかわれていました。
あまり過酷な練習をした記憶はないのですが、よくケガをしていました。
しょっちゅう足首捻挫を繰り返し、足首を亀裂骨折したこともあります。
右が私です。20代!
当時はポジションが固定で、私は前衛でした。前衛はネットの近くでつま先立ちしていることが多く、ほぼ前傾姿勢です。
社会人になってもテニスは続けていました。今思えば、この姿勢も足にとってよくなかったのでしょう。
高校卒業後に看護師の資格を取り、総合病院に勤務しました。
外科病棟で術後の患者さんが多く、とにかく忙しかったです。緊張感が高い現場では走ることも多々ありました。
点滴も採血も清拭も、やはり前傾姿勢になることが多い仕事でした。
30代の頃
30歳の頃、ある素敵な女性との出会いがあり、二人目の子供の出産を機に病院を退職し、ある大手化粧品メーカーの代理店の仕事を始めました。
化粧品やサプリメントの卸小売りですが、私の主な仕事は代理店を増やすことでした。
自営業なので、モチベーションを保つことは大変でしたが、新しい人と出会うことは楽しかったです。
公園で子供を遊ばせながら、隣に座ったお母さん(知らない方)に声をかけたり、メガネを買いに行ってメガネ屋の店員さんと仲良くなったり、15年の間にたくさんのお客様&友人ができました。
三人娘♪
三女が中学生になった頃、看護師に復帰しました。
実は、30代の頃の夢は自分が高齢になったときに友人たちといっしょに住めるシェアハウスを作ることでした。
以前から興味があった介護の世界に飛び込み、訪問看護、有料老人ホーム、グループホーム、デイサービス、老健など、在宅から施設までいろいろ経験させていただきました。
仕事は楽しかったですが、時間に追われ、また加齢とともに記憶力が低下、体力的にもキツくなりました。
ところで、自分の外反母趾を意識し始めたのは30代の頃でしょうか。
デパートの靴売場で「幅広の革靴を」と店員さんにお願いしたのを覚えています。
最近ではランニングシューズでさえ3E4Eしか入らなくなり、ついには男性用のシューズを勧められる始末‥。靴を選ぶのが苦痛でした。
私にとって衝撃的だったのは、施設入所の高齢女性の足の指に褥瘡ができたことでした。
その方はひどい外反母趾があり、第二指が第一指にかぶさるように乗っており、上に乗った第二指が靴に当たって傷になったのでしょう。
しばらくの間、毎日傷の手当てをして傷は治りましたが、外反母趾って、ひどくなると大変!と思いました。
第二指に傷がありました・・・
「でも、外反母趾をどうしたら治すことができるのか‥やっぱり手術しかないのかな?」なんて考えていた矢先のある日、椅子から立ち上がろうとしたとき、突然右膝に激痛が!膝を伸ばそうとすると痛みがひどくて、結局その夜は歩けませんでした。
翌日、整形外科を受診し検査の結果、変形性膝関節症との診断で鎮痛剤と湿布を処方されたのみで経過観察。
その後痛みは軽くなったものの、5日間は杖をついて歩いていました。
医師には「膝の負担を軽くするため、ダイエットと筋トレはおすすめ。だが、膝には血管が少ないので、サプリメントの効果は期待できない。悪くなれば手術しましょう」と言われました。
「うわ〜、寝たきりになる日は近い‥」と不安になり、ダイエットと筋トレに取り組みました。
自宅で育てたカサブランカ
ダイエットは成功しましたが、筋トレはやり過ぎて膝や腰を傷める結果となりました。
その頃、ネットで動画を見ていたら整形外科医が、大腿部の治療をしたら膝痛がよくなったという患者さんの話をされていました。
の医師は「O脚の人は内股で歩きなさい」との指導でした。私は「歩き方で?」と半信半疑でしたが「やってみよう!」と思いすぐ実行しました。
しばらく続けてみたものの膝が引っかかることも増え、一向に良くなりません。
そんなとき偶然、「ゆるかかと歩き」に出会い、「私の外反母趾も治るかも。やってみよう」と、見よう見まねで始めたら、なんと膝の引っかかりが少なくなったのです。
おまけに肩こりも良くなりました。
マーガレットも私も大きく育ちました(笑)
若い頃から肩こりがひどく、整体やカイロプラクティックに通っていたのですが、その必要がなくなりました。
外反母趾のために歩き方を変えただけなのに、思わぬ効果にびっくりです。
その後いろいろ探してみると、実際に指導していただくことができる指導院が隣県にあると知り、月に1~2回通うことにしました。
歩行指導を受け、「え、こんなに軽く歩けるの?」と驚きました。
動画を見ただけではわからなかったことが体験を通じて理解が深まり、また定期的に通うことがモチベーション維持に役立ちました。
やはり意識し続けることは大切ですね。
長年の悩みの肩こりも、膝の痛みも、外反母趾も改善し、とてもうれしいです!
「ゆるかかと歩きって、素晴らしい!!」
例えば、風邪をひくと総合感冒薬で発熱・咳・鼻汁を抑える。痛みがあれば鎮痛剤を飲む、等々。
これらは対症療法といわれその場しのぎにしかなりません。
ところが、この「ゆるかかと歩き」は言うならば根本治療。
原因を究明し、なぜその症状を引き起こすのか、どうすれば良くなるのかを導くことができます。
高額な機器も必要でないし、痛いこともありません。安全です。
ただ、歩き方を意識するだけ。
悩んでいる人はやってみて!
長年染みついた「癖」はなかなかとれませんが、意識することによって癖は変えられます。
私と同じ悩みを持つ方に、ぜひ知ってほしい「ゆるかかと歩き」です。
健康寿命を延ばすために。
ADL&QOLの改善に。
お手伝いできれば幸せです。
大好きな花、アズーロコンパクト♪